結論、転職エージェントの初回面談では、これまでの職務経歴、転職を考えた理由、希望条件、転職時期、相談したいことを話します。
企業の採用面接ではないため、完成された自己PRや志望動機を用意する全く必要はありません。
ただし、何も準備せずに面談を受けると、希望と違う求人を紹介されたり、自分の経験や転職意欲が正しく伝わらなかったりすることがあります。
大切なのは、うまく話すことではなく、「何をしてきたか」「何を変えたいか」「どの条件を優先したいか」を事実ベースで伝えることです。
どの転職サービスを使えばよいか分からない人は、先にかんたん転職サービス診断で、自分の状況に合う相談先を整理してみてください。
この記事では、転職エージェントの初回面談で聞かれること、5分でできる準備、本音の伝え方、やってはいけないこと、面談後の動き方まで具体的に解説します。
この記事で分かること
- 転職エージェントの面談で何を話すか
- 初回面談で聞かれること
- 面談前に準備すべきこと
- 本音をどこまで話してよいか
- ネガティブな転職理由の伝え方
- 面談中に聞くべき質問
- 紹介求人が希望と合わない場合の対処法
- 自分に合う転職サービスの選び方
転職エージェントの面談で何を話す?
転職エージェントの初回面談で話す内容は、主に次の6つです。
| 話す内容 | 面談で確認する目的 |
|---|---|
| これまでの職務経歴 | 経験、スキル、強みを把握してもらう |
| 転職を考えた理由 | 今の職場で何を変えたいのか整理する |
| 希望条件 | 職種、業界、年収、勤務地、働き方をすり合わせる |
| 転職時期 | 求人紹介や選考のペースを合わせる |
| 不安・相談したいこと | 書類、面接、キャリアの悩みを共有する |
| 他社の選考状況 | 重複応募を防ぎ、選考日程を調整する |
転職エージェントの面談は、企業の採用面接ではありません。
担当者があなたの経験と希望を理解し、紹介する求人や支援方法を考えるための時間です。質問に対して立派な答えを返すことよりも、現在の状況を正確に共有することが重要です。
たとえば、まだ転職するか決めていない場合は、「3か月以内に必ず転職します」と無理に言う必要はありません。
「現職に残る選択肢もありますが、良い求人があれば転職を検討したいです」と伝えれば、今の温度感に合わせて相談しやすくなります。
反対に、できるだけ早く退職したい場合は、希望時期だけでなく、退職を急ぐ理由や在職中に確保できる活動時間も伝えておきましょう。
初回面談のゴールは、その場で応募先を決めることではありません。自分の経験、希望、転職活動の進め方について、担当者との認識をそろえることです。
転職エージェントの初回面談で聞かれること
初回面談では、登録フォームに入力した内容をもとに、職務経歴や希望条件を詳しく聞かれることが一般的です。
リクルートエージェントの解説やJAC Recruitmentの解説でも、転職理由、職務経歴、希望条件などを共有し、今後の方向性を整理する流れが紹介されています。
ここでは、よく聞かれる内容と話し方を具体的に見ていきます。
これまでの職務経歴
職務経歴では、会社名や職種だけでなく、実際に担当した業務、役割、成果、使用したツールなどを確認されます。
すべてを時系列で細かく説明するより、直近の仕事と応募先で活かせそうな経験を中心に話すと伝わりやすくなります。
たとえば、営業事務なら次のように話せます。
現職では営業事務として、受発注管理、請求書作成、営業資料の更新を担当しています。5人の営業を支援しており、最近はExcelの集計表を見直して、月次作業の時間を短縮しました。
エンジニアなら、担当工程、開発環境、チーム規模、自分の役割を入れると具体的です。
Webエンジニアとして3年間、業務システムの開発に携わっています。主にPHPとJavaScriptを使い、詳細設計からテストまで担当しました。直近では4人チームの進行管理も一部担当しています。
実績を大きく見せる必要はありません。「何を担当し、どのような工夫をしたか」が分かれば、担当者は強みを整理しやすくなります。
自己PRがうまくまとまらない人は、職務経歴書の自己PRが思いつかない人へも参考にしてください。
転職理由
転職理由では、「今の会社を辞めたい理由」と「次の職場で何を実現したいか」の両方を確認されます。
人間関係、残業、評価、年収、仕事内容への不満など、きっかけがネガティブでも問題ありません。ただし、感情だけで終わると、どのような求人なら問題を解決できるのか伝わりにくくなります。
本音を隠すのではなく、次の希望へつなげて話しましょう。
| そのままでは伝わりにくい言い方 | 面談で伝えやすい言い方 |
|---|---|
| 上司と合わないので辞めたいです | マネジメント方針が合わず、役割や評価基準がより明確な環境を探しています |
| 残業が多すぎてつらいです | 長時間労働が続いているため、働き方を改善しながら成果を出せる環境を希望しています |
| 給料が低いです | 経験や成果に対して、より納得感のある評価と年収を目指したいです |
| 今の仕事がつまらないです | 現在の業務では成長実感を得にくく、専門性を伸ばせる仕事に挑戦したいです |
| 会社の将来が不安です | 事業の見通しに不安があり、今後も経験を積める分野へ移りたいと考えています |
企業の面接では表現をさらに整える必要がありますが、転職エージェントとの面談では、背景にある本音も伝えた方が求人のミスマッチを防ぎやすくなります。
希望条件
希望条件では、職種、業界、年収、勤務地、リモートワーク、残業時間、企業規模などを聞かれます。
ここで気をつけたいのは、希望をすべて「必須条件」にしないことです。条件が多すぎると紹介できる求人が極端に減り、本当に優先したいものまで見えにくくなります。
次の3段階に分けておくと整理しやすくなります。
| 条件の種類 | 考え方 | 例 |
|---|---|---|
| 絶対に譲れない条件 | 満たさなければ応募しない | 勤務地、年収下限、希望職種 |
| できれば叶えたい条件 | 求人を比較するときに重視する | リモート可、残業少なめ、上場企業 |
| 避けたい条件 | 入社後のミスマッチにつながる | 転勤あり、夜勤あり、強い個人ノルマ |
絶対に譲れない条件は、まず3つ以内を目安にしてください。
希望条件が現実的か分からない場合は、「この条件だと求人はどの程度ありますか」「年収を優先すると、ほかに何を調整する必要がありますか」と面談で確認すれば大丈夫です。
転職時期
転職時期は、求人紹介や選考のペースに関わります。
次のように、自分に近い温度感をそのまま伝えましょう。
- できるだけ早く転職したい
- 3か月以内を目安に転職したい
- 半年以内に良い求人があれば動きたい
- 現職に残る選択肢も含めて迷っている
- まず市場価値や求人の傾向を知りたい
在職中なら、繁忙期、引き継ぎ、退職交渉に必要な期間も伝えておくと、無理のないスケジュールを組みやすくなります。
転職時期を決めていないこと自体は問題ではありません。ただし、担当者に急かされたくないからといって、連絡を避けたり曖昧な返事を続けたりするより、「今は情報収集段階です」と明確に伝える方がよいでしょう。
他社エージェント・応募状況
ほかの転職エージェントを使っていることや、自分で企業へ応募していることも伝えて構いません。
応募済みの企業名を共有すれば、同じ企業への重複応募を防げます。選考中の企業や内定回答の期限が分かれば、面接日程を調整してもらえる場合もあります。
少なくとも、次の情報は共有しておきましょう。
- 応募済みの企業
- 書類選考や面接が進んでいる企業
- 内定を得ている企業と回答期限
- ほかに利用している転職エージェント
転職エージェントを何社使うか迷っている人は、転職エージェントは複数使うべき?で、併用の目安と管理方法を確認できます。
転職エージェント面談の前に準備すること
面談前に優先して準備したいのは、完成された履歴書よりも、職務経歴と希望条件を整理したメモです。
事前に話す内容をまとめておけば、面談中に思い出す時間が減り、求人の条件や今後の進め方について相談する時間を増やせます。
5分で作れる面談準備メモ
面談まで時間がない人は、次の10項目だけメモしてください。一文ずつでも十分です。
1. 今の仕事内容:
2. これまでの経験・実績:
3. 転職を考えた理由:
4. 次の職場で変えたいこと:
5. 希望する職種・業界:
6. 希望年収と最低年収:
7. 絶対に譲れない条件:
8. できれば叶えたい条件:
9. 不安なこと:
10. 面談で聞きたいこと:
たとえば、「転職を考えた理由」が残業なら、「残業が多い」で止めず、「月40時間前後の残業が続いている。次は月20時間以内を希望」と、事実と希望をセットにします。
「希望年収」は理想だけでなく、最低ラインも考えておくと求人を判断しやすくなります。現年収、最低希望年収、理想年収の3つを分けてもよいでしょう。
メモは面談中に見ても問題ありません。暗記する必要はないので、すぐ確認できる場所に置いておきましょう。
職務経歴書は未完成でも用意しておく
職務経歴書は、完成していなくても、たたき台を用意しておくと話が早くなります。
会社名、在籍期間、担当業務、実績、使用したツールが分かるだけでも、担当者は経験を把握しやすくなります。
面談前に送付できれば、担当者が内容を確認したうえで質問できます。面談の時間を、経歴の読み上げではなく、求人の方向性や書類の改善点を話すことに使いやすくなります。
職務経歴書を添削してほしい場合も、白紙から相談するより、未完成の原稿がある方が具体的な助言を受けやすいです。
希望条件に優先順位をつける
希望条件は、面談前に「譲れない」「できれば」「避けたい」に分けます。
年収、仕事内容、勤務地、リモート、残業、休日、会社規模のすべてを優先すると、求人同士を比較できません。
迷ったときは、「今の職場で最も変えたいことは何か」から考えてください。
たとえば、転職理由が長時間労働なら、残業時間や休日を優先します。専門性を伸ばせないことが理由なら、仕事内容や教育環境を優先します。年収への不満が中心なら、年収だけでなく、評価制度や昇給の仕組みも確認します。
自分だけで順位を決められない場合は、その状態を面談で相談して構いません。大切なのは、条件が曖昧なことを隠すのではなく、何に迷っているかを伝えることです。
面談で聞きたいことをメモしておく
初回面談は、担当者から質問されるだけの場ではありません。自分から質問することで、市場価値や求人の現実を把握できます。
面談前には、最低でも次の3つを選んでおきましょう。
- 自分の経験で狙える職種や業界は何か
- 希望年収は相場と比べて現実的か
- 今の希望条件に合う求人はどのくらいあるか
- 職務経歴書で直すべきところはどこか
- 希望職種へ移るために足りない経験は何か
- どのような転職スケジュールが現実的か
質問を用意しておくと、担当者の説明の分かりやすさや、自分の希望を理解しようとしてくれるかも見えやすくなります。
転職エージェントの面談で本音はどこまで話していい?
転職理由、希望年収、働き方の希望、転職への迷い、他社の選考状況は、本音で話した方がよい情報です。
これらを隠すと、紹介求人や活動ペースが希望とずれる原因になります。
| 本音で話してよいこと | 共有した方がよい理由 |
|---|---|
| 退職・転職を考えた理由 | 同じ問題が起きそうな求人を避けるため |
| 希望年収と最低ライン | 紹介できる求人の条件に関わるため |
| 残業、勤務地、リモートの希望 | 入社後のミスマッチを減らすため |
| 転職するか迷っていること | 求人紹介や連絡のペースを合わせるため |
| 他社の応募・選考状況 | 重複応募や日程の衝突を防ぐため |
| 書類や面接への不安 | 必要な支援を相談するため |
ただし、「本音で話す」と「感情をそのままぶつける」は別です。
会社や上司への愚痴だけを長く話しても、担当者は次にどのような求人を提案すべきか判断できません。
本音は、次の順番で伝えると整理しやすくなります。
- 現在起きている事実
- それによって困っていること
- 次の職場で変えたいこと
たとえば、次のように伝えます。
現在は月40時間前後の残業が続き、資格学習や家族との時間を確保できていません。次の職場では、繁忙期を除いて月20時間以内を目安にしながら、これまでの営業経験を活かしたいです。
この言い方なら、残業への不満を隠さず、希望する求人条件まで伝えられます。
一方で、経歴、実績、現年収を偽るのは避けてください。企業への推薦内容と事実がずれると、選考や入社後の信頼に影響します。
転職エージェント面談でやってはいけないこと
初回面談で避けたいのは、担当者に良く見せるための誇張と、希望を伝えること自体を放棄することです。
| NG行動 | 起こりやすい問題 | 代わりにやること |
|---|---|---|
| 経歴や実績を盛る | 企業への推薦や面接で説明が合わなくなる | 事実の中から工夫や成果を整理する |
| 希望条件をすべて必須にする | 紹介できる求人が極端に減る | 条件を3段階に分ける |
| 転職理由を隠しすぎる | 今と同じ不満が起きる求人を紹介される | 事実と次の希望をセットで伝える |
| 「何でもいいです」と答える | 求人を絞る基準がなくなる | 避けたい条件だけでも伝える |
| 他社への応募を隠す | 重複応募や日程の衝突が起きる | 応募済み企業と選考状況を共有する |
| 面談を無断でキャンセルする | 担当者との信頼関係を作りにくくなる | 早めに連絡して日程を変更する |
応募を急かされたときに、その場の雰囲気で了承する必要はありません。
求人票を確認し、「仕事内容が希望と合っているか」「転職理由を解消できるか」「不明点は何か」を整理してから判断しましょう。
担当者との相性やエージェントの使い方に不安がある人は、転職エージェントはやめとけと言われる理由も参考になります。
転職エージェント面談で聞くべき質問
初回面談では、自分の経験と希望条件が転職市場でどのように見られるかを質問しましょう。
次の質問から、自分に必要なものを5つ程度選んでおくと実用的です。
- 私の経験だと、どのような職種や業界が現実的ですか
- 希望年収は現在の相場と比べて高すぎませんか
- 今の希望条件だと、紹介できる求人はどのくらいありますか
- 職務経歴書で最初に直すべき点はどこですか
- 希望職種へ転職するために足りない経験は何ですか
- 私の経歴で企業から評価されやすい部分はどこですか
- 紹介求人はどのような基準で選んでいますか
- 応募を急いだ方がよい求人には、どのような理由がありますか
- 面接で深掘りされやすい経歴はどこですか
- 面接対策や書類添削はどのように受けられますか
- 求人紹介の頻度はどのくらいですか
- 連絡手段と、返信が必要な目安を教えてください
質問への回答は、求人を選ぶ材料になるだけでなく、担当者との相性を確認する材料にもなります。
希望年収に対して「難しいです」とだけ言うのか、理由や代替案まで説明してくれるのか。希望職種に対して求人を勧めるだけなのか、今の経験との接点を説明してくれるのか。回答の具体性を見てください。
志望動機は初回面談で完成していなくても構いません。応募先が決まった段階で作るものなので、必要になったら転職の志望動機が浮かばない人へを参考に整理できます。
まだ転職するか迷っていても面談していい?
まだ転職を決めていなくても、相談を受けられる転職エージェントはあります。
ただし、転職エージェントは求人紹介と転職支援を主な目的とするサービスです。長期的な自己分析だけをしたい人や、転職する意思がまったくない人には、キャリア相談や診断の方が合う場合もあります。
自分の状態に合わせて、面談の目的を伝えましょう。
| 現在の状態 | 面談での伝え方・使い方 |
|---|---|
| 3か月以内に転職したい | 希望条件を共有し、求人紹介や書類添削へ進む |
| 良い求人があれば転職したい | 求人例と市場感を確認して判断する |
| 現職に残るか迷っている | 比較したい条件と迷っている理由を伝える |
| まず市場価値を知りたい | 経験に合う求人や年収相場を質問する |
| 何をしたいか分からない | キャリア相談や診断も含めて相談先を選ぶ |
「今すぐ転職したいわけではありません。現職に残る場合と転職する場合を比較するため、今の経験で狙える求人を知りたいです」と伝えれば、相談の目的が明確になります。
転職するか迷っている段階の考え方は、転職するか迷う人が最初に整理すべきことでも解説しています。
転職エージェント、スカウト型サービス、キャリア相談のどれが合うか分からない人は、かんたん転職サービス診断で現在地から整理してみてください。
面談方法別の注意点
転職エージェントの面談は、オンライン、電話、対面のいずれかで行われます。
どの方法でも話す内容は大きく変わりませんが、準備しておくものが少し異なります。
オンライン面談
オンライン面談では、開始前にカメラ、マイク、通信環境を確認します。
画面には職務経歴書、面談準備メモ、カレンダーをすぐ表示できるようにしておきましょう。求人を見ながら話す場合もあるため、スマートフォンよりパソコンの方が確認しやすいです。
服装は企業面接ほど厳密ではありませんが、清潔感のあるトップスが無難です。背景に個人情報や散らかった部屋が映らないかも確認してください。
電話面談
電話面談は、メモを見ながら話せる一方、表情や身振りが伝わりません。
「転職を考えた理由は2つあります」のように、最初に結論や話す項目の数を伝えると理解されやすくなります。
周囲の音が少なく、30分から1時間ほど落ち着いて話せる場所を選びましょう。移動中や勤務先の近くでは、集中しにくいうえ、転職活動を知られるリスクもあります。
対面面談
対面面談では、オフィスカジュアルが基本です。服装の指定がある場合は案内に従い、迷う場合はスーツ寄りにすると安心です。
履歴書や職務経歴書を事前に提出していても、念のためデータや印刷物を確認できる状態にしておきましょう。面談準備メモ、筆記用具、日程を確認できるスマートフォンもあると便利です。
転職エージェントとの面談後にやること
初回面談が終わったら、紹介された求人へすぐ応募する前に、希望と合っている点・ずれている点を整理します。
| 面談後の状態 | 次にやること |
|---|---|
| 紹介求人が希望に合っている | 応募理由と確認したい点を整理し、書類を整える |
| 紹介求人が少ない | 必須条件を増やしすぎていないか見直す |
| 希望とずれた求人が多い | どの条件が違うか具体的に伝える |
| 連絡や求人紹介が多すぎる | 希望する頻度と連絡手段を伝える |
| 担当者と話がかみ合わない | 担当変更や別サービスを検討する |
紹介求人が合わないときは、「合わないです」だけで終わらせず、理由を具体的に伝えてください。
たとえば、次のように返します。
ご紹介ありがとうございます。今回の求人は仕事内容に営業要素が多く、希望している企画業務とのずれを感じました。顧客への提案より、社内でデータ分析や施策立案を担当する求人を優先したいです。
年収は希望範囲ですが、全国転勤が必須のため応募を見送ります。勤務地は首都圏、転勤なしを必須条件として、引き続きご提案いただけると助かります。
ずれを具体的に返すほど、次回の求人紹介で修正しやすくなります。
求人票は「応募する」「保留する」「見送る」の3つに分けましょう。応募を見送る求人でも、条件や仕事内容を見れば、自分が何を重視しているか分かります。
担当者との相性が悪い場合は、我慢して使い続ける必要はありません。担当変更を依頼するか、別の転職サービスを併用して比較してください。
自分に合う転職エージェントを選ぶには?
面談で何を話すかと同じくらい、どの転職サービスに相談するかも重要です。
転職エージェントごとに、対象とする職種、経験年数、年収帯、支援内容は異なります。評判の良いサービスでも、自分の経歴や目的と合わなければ、紹介求人が少ないことがあります。
| 自分の状況 | 合いやすいサービス |
|---|---|
| 初めて転職する | 幅広い職種を扱う総合型転職エージェント |
| IT・Webの実務経験がある | IT・Web特化型の転職エージェント |
| 未経験からIT職を目指す | 未経験者向け求人や学習支援に対応するサービス |
| 高年収や管理職を目指す | ハイクラス・専門職向けのサービス |
| 企業からの提案も見たい | スカウト型転職サービス |
| そもそも転職するか迷っている | キャリア相談や診断サービス |
| 書類や面接が不安 | 添削や面接対策が充実したエージェント |
自分に合うサービスを選ぶときは、知名度だけで決めず、次の4点を確認してください。
- 自分の職種・経験年数が支援対象に入っているか
- 希望する地域・年収帯の求人を扱っているか
- 書類添削や面接対策など、必要な支援があるか
- 担当者の連絡頻度や提案方法が自分に合うか
IT・Web系のサービスでは、実務経験の有無によって紹介できる求人が大きく変わることがあります。登録後に紹介へ進めなかった場合は、レバテックキャリアに断られた理由と次にやるべきことも参考にしてください。
どのサービスから始めるべきか迷う人は、かんたん転職サービス診断で、職種、経験、転職の目的に合う選択肢を確認できます。
転職エージェントの面談に関するよくある質問
転職エージェントの初回面談は何分くらいですか?
30分から1時間程度を予定するサービスが多いですが、相談内容やサービスによって異なります。
面談後の予定を詰めすぎず、案内された所要時間に加えて少し余裕を確保しておきましょう。
転職エージェントの面談はスーツで受けるべきですか?
企業の採用面接ではないため、必ずスーツを着る必要はありません。
対面ならオフィスカジュアル、オンラインなら清潔感のある服装が無難です。服装の指定がある場合は、各サービスの案内に従ってください。
転職エージェントの面談で本音を話すと不利になりますか?
転職理由や希望条件は、本音を共有した方がミスマッチを防ぎやすくなります。
ただし、会社や上司への愚痴だけで終わらせず、「何が起きているか」「次の職場で何を変えたいか」に整理して伝えましょう。
まだ転職するか迷っていても面談できますか?
情報収集段階の相談に対応しているサービスもあります。
ただし、求人紹介と転職支援を前提とするサービスもあるため、「現職に残る可能性もある」「まず求人や市場価値を知りたい」と最初に伝えてください。
職務経歴書が未完成でも面談できますか?
未完成でも面談できる場合は多くあります。
ただし、会社名、在籍期間、担当業務、実績を書いたたたき台があれば、より具体的な相談ができます。提出期限や必要書類は、利用するサービスの案内を確認してください。
面談で紹介された求人は断ってもいいですか?
希望に合わない求人は断って構いません。
断るときに「仕事内容」「年収」「勤務地」「働き方」など、合わなかった理由を伝えると、その後の求人提案を修正しやすくなります。
転職エージェントの面談後に連絡が来ない場合はどうすればいいですか?
まず、メール、迷惑メールフォルダ、着信履歴、登録した連絡先を確認します。
案内された期限を過ぎても連絡がない場合は、自分から担当者や問い合わせ窓口へ確認しましょう。求人紹介が難しい場合や担当者と合わない場合に備えて、複数のサービスを比較する方法もあります。
まとめ
転職エージェントの初回面談で話す内容は、職務経歴、転職理由、希望条件、転職時期、相談したいこと、他社の選考状況です。
企業面接ではないため、完璧な自己PRや志望動機を用意する必要はありません。
ただし、何も準備しないと、自分の経験や希望が伝わらず、紹介求人がずれることがあります。面談前には、次の5つだけでもメモしてください。
- 今の仕事内容
- 転職を考えた理由
- 次の職場で変えたいこと
- 絶対に譲れない条件
- 面談で聞きたいこと
本音は隠さず、感情だけで終わらせないことが大切です。「今何が起きているか」と「次の職場で何を実現したいか」をセットで伝えましょう。
面談後に紹介求人が合わない場合も、合わない理由を具体的に返せば、次の提案を調整しやすくなります。
転職エージェントの面談は、求人を紹介してもらうだけの場ではありません。自分の経験と希望を整理し、転職活動の進め方を決めるための場です。
どの転職サービスが自分に合うか分からない人は、かんたん転職サービス診断で、現在地に合う相談先から整理してみてください。

